高齢社会の日本にとって、介護の仕事はニーズが高く、人から感謝される仕事だと言えます。
ただし、その反面、仕事の負担の大きさが原因となり、つらさを感じている人も少なくないようです。
そのため、介護業界は慢性的な人手不足が問題となっており、介護施設や事業所ではスタッフの獲得が課題になっています。

また、それ以外にも介護施設で働くスタッフの多くは女性であるため、人間関係が複雑化していることも問題になっているようです。
ただでさえ人手不足で忙しいと、疲労やストレスから人間関係がギクシャクしてしまいますが、そこに女性によくある人間関係の派閥などが重なると、チームワークは乱れてしまいます。
そうなると、職場内で孤立してしまう人が出てきて、その影響で仕事が上手く回らなくなってしまうこともあります。
人間関係の悩みは介護職に限ったことではありませんが、～どうして「介護職はつらい」と言われるの？～というサイトにも書かれている通り、介護職は特に人間関係でストレスを感じやすいのです。

したがって、介護職はニーズが高いものの離職率も高く、長く現場で活躍するためには、いかに上記のような問題と向き合っていくかが重要になります。
ですから、介護の仕事をする際は、給与や福利厚生などの条件面も重要ですが、それと同じくらい職場環境をにも注目してみてください。
適切な人員配置がされており、人間関係がフラットな職場であれば、介護職が抱え込みやすい「つらさ」は随分と軽減されるはずです。